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あいち三河法務事務所の離婚・不倫相談室

夫婦関係や男女関係にまつわるお話です。

2012年05月

30 5月

婚姻関係が破たんするとどうなる?

離婚する夫婦の流れは、一般的に、婚姻に始まり関係悪化・修復困難・婚姻関係破綻、そして最終的に離婚ということになります。

先に進むにつれ、夫婦としての本来あるべき姿から遠ざかっていくことになります。法律上、婚姻関係は様々な保護を受け、その特殊性から、特別な扱いを受けます。しかし、この特別な扱いは、あくまでも、法が想定する夫婦の形が前提になっています。したがって、夫婦としての本来あるべき姿から遠ざかると、戸籍上夫婦であっても、民法上の規定が適用されない場合が出てくるのです。

その分岐点になるのが、「婚姻関係が破綻した状態」です。

婚姻関係が破綻すると、夫婦の一方が負う債務についても連帯責任を負うことはなくなります。夫婦の間でなした契約は自由に取り消すことができるのですが、それもできなくなります。また、いわゆる不倫をしても、責任を負わなくなります。

夫婦としてのあるべき姿とは、比ゆ的に言えば「財布」「テーブル」「ベット」の3つを共にすることです。「テーブル」とは、食卓つまり一緒に食事をすることです。後の2つは想像がつくと思います。


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28 5月

離婚慰謝料判例 1

夫の度重なる不貞(浮気)を原因に離婚に至ったケース。

夫は不倫相手の自宅に行く途中に交通事故を起こし、身体障害1級を認定されている。不貞相手との間に子どもが1人いる。


婚姻期間は、約12年間、そのうち約2年間は別居。

判決、慰謝料300万円の支払いを命じる。

(昭和62.11.16大阪地裁)


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26 5月

離婚は慎重にしましょう。

日本も離婚の数が増え、世界的にみても、その人口に占める割合は、中の上に達しました。

離婚が多いアメリカ・ロシア・イギリス・韓国などの国には、それぞれ国に応じた特殊な事情があり、また、女性の社会における地位も国によって違います。離婚後の子どもを中心としたフォローについても違います。 

最近離婚数が増えたとはいえ、日本は離婚に関しては未成熟な国と言えると思います。つまり、離婚後に、特に女性に関して、フォローが行き届かない面が多々あります。

婚姻期間が10年以上ある場合、その間に、世の中は変わっていますし、自分自身も年をとっています。体力も相当衰えています。 その状態で、離婚するのは10年間休んでいたスポーツ選手が現役復帰するようなものです、少し極端ですが。

病気になった場合とか、思うような仕事ができない場合とか、子どもの心が予想外に変化することとか、想定すべき問題はたくさんあります。

そのため、離婚を決心した場合、それ相応の準備を整えておかなければなりません。 

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24 5月

友人の夫と不倫関係の苦悩 2

最初は、友人の夫から、夫婦関係が上手くいっていないなどを理由に相談に乗ってほしいと言われ、その後、好きだと告白され、交際し始めたり、妻とは離婚するからと言われ、交際するケースが多いでしょう。

しかし、不倫が発覚したら、その代償はかなり大きいです。

友情を失い、慰謝料も払うことになります。

同じ職場の場合には、退職を求めてくることもあります。同じ職場で毎日顔を合わせることで、忘れようと思っても、忘れられず、精神的苦痛が癒えないことからです。
これは、法的には認められるものではありませんが、その代償として慰謝料額が高くなります。

一概には言えませんが、不貞行為をした男性よりも、それに巻き込まれてしまった女性の方が、代償が大きいケースが多いことも事実です。納得できないことです。

自分の行動は、自分で判断し、後悔するような選択はしないようにしましょう。



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22 5月

親の介護と離婚

親の介護が必要な年になると、それがもとで離婚を考えたくなる場合があります。

夫の親に対しても、事実上、妻が介護の負担を負う場合が多いです。

一方的に、妻が負担を負い 、ストレスを発散したくても、夫の方は仕事で忙しく、妻のフォローが十分にできない場合があります。

今こそ夫婦の協力が必要ともいえる場面で、こうした悪循環にはまることは避けなければなりません。そのために、夫も協力する姿勢を示し、妻の負担をやわらげる努力をする必要があります。また、妻の方も、頑張りすぎず、言いたいことは言うこと、頼れるものには素直に頼ることが必要です。一人で辛抱して抱え込む結果、自分が病気になることも考えられます。

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