婚約
21
8月
婚約破棄の慰謝料請求をするうえでの最初に問題となることは、まず、婚約そのものが成立しているか、どうかということです。
交際中の仲のよい男女間では、結婚を想定したような会話がなされることは珍しくありません。「結婚したい」「私も」といったような会話に、いちいち、婚約の成立を認めることが、非常識であることは、通常の感覚を持った人であれば、分かることと思います。
逆に、結納も式場の予約も済ませた男女間に婚姻の予約が成立していることも、誰にでも想像つくことです。
婚約は基本的に、合意によって成立し、何にもましてこれが重要なことですが、これだけで判断することは、現実問題、難しいです。
結局、前述の2つの例の間のいわばグレーゾーンの中で、各事例に応じて、判断するしかないということになります。
交際中の仲のよい男女間では、結婚を想定したような会話がなされることは珍しくありません。「結婚したい」「私も」といったような会話に、いちいち、婚約の成立を認めることが、非常識であることは、通常の感覚を持った人であれば、分かることと思います。
逆に、結納も式場の予約も済ませた男女間に婚姻の予約が成立していることも、誰にでも想像つくことです。
婚約は基本的に、合意によって成立し、何にもましてこれが重要なことですが、これだけで判断することは、現実問題、難しいです。
結局、前述の2つの例の間のいわばグレーゾーンの中で、各事例に応じて、判断するしかないということになります。